ダイハツ ハイゼットトラックジャンボ ナビ取付
みなさまこんにちは、ムラカミです。
今日はダイハツ ハイゼットトラックジャンボ(S510P)のナビ取付です。
最近はリフトアップカスタムが流行っていますが、軽トラックは仕事用だけでなく、ドレスアップカスタムのベース車としてもよく見かけるようになりましたね。
こちらはジャンボですので、背もたれが少し倒せます。これだけで運転がとても楽になります。積載スペースが多少犠牲になりますが快適です。
今回は中の写真のみで紹介します。
変換ハーネスとナビ側ハーネスを結線して、今からインストールといった写真です。
ムラカミは、ハーネスを綺麗にまとめてダッシュボード内に収めたいと常々思っていますが、最近は電子機器の小型化に伴ってダッシュボード内のスペースが狭くなっているように感じます。
大きな車のオーディオ裏はスペースに余裕あるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、純正マルチを採用している車種などではむしろ軽自動車より狭い場合もあります。
変換ハーネスは社外品のカーナビやオーディオの取り付けでは必要となりますので、工賃やカーナビ本体とは別に購入する必要があるとお考え下さい。
若かりし頃(まだ30代ですが)、どうしてもハーネスを綺麗にまとめて入れたくてハーネステープでぐるぐる巻きにして少し無理をしてナビ本体を入れ込んだことがあります。
結果としてはスプライス(ギボシ端子のカシメ部分のみのようなもの)で分岐した部分に無理が掛かって断線しかけていました。
もちろん、断線箇所が常時電源だった場合はヒューズが飛びますし、作業にもさまざまな支障をきたしますので、通電前に確認し発覚したものです。
フルセグアンテナや、スマホをつなぐUSBケーブルなど昔は高級機種にしかついていなかった機能がスタンダードなモデルにも普及しましたので、さらにハーネスの束が増えます。
そんなときは、無理にナビ裏に押し込むのではなく、ナビ裏の左右空きスペースを利用できないか見てみましょう。
ナビ接続部からハーネス束をまとめるまでの間に、余裕を持たせて左右の空きスペースに振り分ける事で、ほとんどの車種で無理なく綺麗にカーナビを収めることができるかと思います。
そんな当たり前のことを・・・と思われるかもしれませんが、こんな風に作業していますよと知って頂くために当たり前のことも少しづつ書いていきたいと思います。
さて、ハイゼットトラックのお話に戻ります。
このお車はピラー(屋根と繋がっている部分)に内張りが無く、鉄板むき出しです。
私のプライベートな車でしたらピラーに穴をあけてダッシュボード下から取り回しを考えますが、お客さまに相談したところ「新車だから加工は無しで」とのことでしたので、「ステッカー」と呼ばれる材料で、配線がぶらぶらしない様にまとめます。
お車が黒色ですのでステッカーも黒色にしました。配線も黒色ですので目立ちにくいかと思います。
内張りやインパネを元に戻したら、通電後にテレビとラジオの設定をして、GPSと各種配線(リバース線、パーキング線、車速パルス線)が問題なく認識されているか確認をして完成です。
今回取り付けたナビは、パナソニック製 ストラーダ CN-RA06WD です。
Bluetooth、フルセグチューナー内蔵、ETC2.0連動、ドラレコ連動(専用品)などなど最近のポイントは全て押さえて低価格な商品です。
純正ナビの進化に伴い、社外ナビの取り付け依頼は減少傾向にありますがまだまだ性能、価格ともに社外ナビも負けてはいません。
中古品の取り付けも可能ですが、セキュリティロックが掛かったままだったり、動作保証もありませんのでスタンダードモデルの新品購入の検討をお勧めします。