工具紹介(第1回)電装屋が使う配線通し(通線ツール)

こんにちは、ムラカミです。
題名のとおり私が出張取付で使用する工具について、ご紹介していきます。
「出張取付で」というのがポイントでして、基本的に高価なツールは使いません。
車に常時積んでいますし、車両荒らしなどにあってしまうと心理的にも金額的にも大ダメージです。
また、ご自分で作業してみようと検索されてこちらのブログにたどり着いた方に、ウン万円もする工具が必要!などと驚かすつもりもありません。
第1回と記載していますとおりシリーズ化していこうと思います。

配線通し(通線ツール)とは

読んで字のごとく、線を通すためのツールです。
電気設備工事などではこのようなものを使用しますが、車ではこんなに長いものは要りません。
車で使用するのは、
・自在に曲がって保持できるもの(針金のように)
・ある程度の「ハリ」があって、通線箇所の形状に沿うことができるもの
があれば、ほぼすべての作業で事足りるかと思います。

みんな大好きエーモン工具!

車のDIYといえばエーモンですよね。
針金のようにグニャグニャ曲げることができますし、その形状を維持できます。これがあればだいたいの場所を通線できます。
コツとしては、通したい場所の形状に合わせて事前にワイヤーを曲げた状態で通します。
ほかにも、持ち手部分を90度くらいに曲げて、先端の角度を手元でぐりぐり調整できるようにすると、途中で引っかかっても障害物をよけてワイヤーを通せます。
フロント足元からピラー根本への通線や、ルーフライニング(天井)部分の通線、バッ直配線時のエンジンルームからの引き込みにはだいたいこれで対応できます。

安価工具の決定版!ストレート製配線ガイドキット!

主に使うのは長くてハリがあるタイプと、ドライバーのような形で中が空洞のタイプです。
ハリがあるタイプは、ドアやリアゲート内部などの目で見えない場所を通す際に使用します。
押したり引いたりしながら、通すと内部でうまく曲がってくれます。
ドライバータイプは、ゴムホースなど蛇腹部分にグリグリと先にいれて、あとから空洞に線を通すものです。ただし、穴径が約6mm程度なのでそれ以上の太さの配線は通せません。

ゴムの蛇腹にうまく通せない!そんなときは・・・

ブレーキクリーナーを蛇腹内部に吹きかけましょう。
滑りがよくなって、とても通線しやすくなります。
なお、石油系溶剤はゴムを侵しますので、成分をよく見て問題がないかどうか確認しましょう。速乾タイプのクリーナーであれば、すぐに乾きますし経験上ひび割れてダメになった。などは聞いたことがありません。(侵しているのは間違いありませんが。)
私も、細い蛇腹に太い配線を通す必要があるときは使用することがあります。
蛇腹ゴムをグリグリし続けて穴をあけてしまうよりはマシです。
ムラカミはWako’sBC-9を利用しています。少し高いですが、掃除や蛇腹ホースの潤滑に役立っています。

Wako’s ワコーズ ブレーキクリーナー BC-9

更新スピードは決して早くはありませんが、少しずつ記事を書いていこうと思います。
ご自分で作業をされる方の参考になればと思います。

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